盛夏の京都をイメージして… 川床料理でおもてなし

2011年7月のレッスン
7月の和食レッスンが終了しました。

テーブルは京都の川床をイメージして。。。
縦のラインを強調してシンメトリー過ぎない演出を施しています。

清涼感のある感じにしたかったので漆の角盆のかわりに、チルウィッチの正方形のプレイスマットを使用しました。

チルウィッチと合わせてSugarLab.のレッスンではよく登場するガラスのスクエア皿を重ねてみました。間に青紅葉など季節を感じる植物をはさむなど・・・演出方法が多いのもガラスの器の利点です。

他の器はBALSで購入した備前焼のお椀・骨董の蕎麦猪口・アメリカで買い求めた骨董のグラスなどを合わせて和により過ぎない、、SugarStyle.のWA風に仕上げました。

2011年7月のレッスン 1さてお料理は・・・生徒さんに「まさにおつまみ御膳!」と命名していただきましたが・笑
そのとおり!「おつまみ御膳」です。
白ワインにも日本酒にも合うように味付けはあまり冒険せず、お新香や梅干を隠し味に使用しています。

豆乳ゼリー寄せ じゅんさいあんかけ
鯛のお造り トマト梅肉和え
花かまぼこ うに味噌焼き
コーン入り蓮根春巻き
かつお風味のおつまみお浸し

の5品をガラスのプレートに盛り合わせにしてお出ししました。

とくにお造りに添えたトマト梅肉が人気があったようです。
ごま油を少量加えて和えるのですが、ごま油をEVオリーブ油に変えると洋風のお味に変わるのでカルパッチョなどにも使えると思います。

そうそう、7月の食前酒は和風パイナップルスムージーでした。凍らせたフレッシュパイナップルと濃縮還元していないパイナップルジュース、少量のカルピスと日本酒をミキサーにかけてスムージー状にします。氷を加えないので味が薄くならず、こちらも大好評でした!
日本酒のカクテルを作るときは吟醸などは使わず生酒がベターです。とろりとして甘みがあるのでお酒が苦手な方にも美味しいと言っていただけます。

2011年7月のレッスン 2ご飯ものは

カラフル♪ひつまぶし風バラ寿司

です。

今回は銘々に盛り付けました。
実は私は鰻が苦手なのですが、このバラ寿司だと鰻が大丈夫なのです。なぜ苦手か・・と改めて考えてみると、ご飯の上にドドーンと乗っているのがまずNGなんだな・・と気が付きました。
鰻は蒸して皮目をバーナーであぶり香ばしく仕上げてからざく切りにします。そして薬味とともに寿司飯に混ぜ込みます。

そしてご飯の上にもみのりを敷き詰め、出汁巻き卵・枝豆・シバ漬け・きゅうりなどできれいにデコしていきます。

せっかくの鰻ですが、、見た目はあまりよくないのでご飯に混ぜちゃいました。トッピングがさっぱりしているので女性向きだと思います。
少なめに盛り付けてお酒のあてとしてお出しするのもいいですね。

2011年7月のレッスン 3メインは私のとっておきのレシピ。

夏野菜と鶏団子の冷やし鉢。

こちらは近いうちにみなさまにご紹介する機会がありそうです。その時に詳しく説明いたしますね♪
手間はかかりますが、「手間をかけても食べたい!」というお味に4年かけて改良してきました。自信をもってご紹介できるレシピです。

デザートは水饅頭です。
中には杏の甘煮とあえてつぶ餡を入れてみました。生麩をしょうがで煮たもの・佐藤錦・塩金平糖などを盛り合わせにしています。

今回の献立は市販のもので代用できるように工夫しています。
すべて手作りせずとも気軽におもてなしを楽しめるように・・・という私の思いを込めました。

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節電の夏だった2011年。

この2011年夏の和食レッスンはきっと何年経っても印象に残る、感慨深いレッスンになると思います。

1デイレッスンに参加してくださった21名のみなさまともお会いできましたし、とても楽しい1ヶ月でした!
ありがとうございました。

9月は・・・もうすぐ始まりますが、内容はまだ未定です。9月8日が初日となります。