２０１１年１月のレッスンが終了しました。
今月はPowerful＆Colorfulなバレンタイン女子会と題してテーブルコーディネートとお料理を構成しています。

丸みのあるグラスやお皿を使いつつ、チャージャーはクロコダイルのようなヘビーな素材のものを合わせ、決して甘すぎず力強さを感じるようにしています。
色味はキャラメルのような茶色と茶系サーモンピンクをサブカラー・アクセントカラーとして使用しました。年齢を問わず落ち着いてお食事が楽しめる配色だと思います。

前菜は
菜の花とアボカドのGreenサラダ
Porkリエット　セルクル仕立て
を盛り合わせにしました。

日頃はデリで購入するリエットですがちょっと脂っぽいのが難点です。
手作りすることで余分な脂をカットし、お好みのハーブでアクセントをつけることが出来ます。
私のレシピの中で一番簡単に出来るバージョンをご紹介しました。
２時間しっかり煮る事がポイント。
今回はセルクルで型抜きしました。見た目もありますが下にアルファルファなどを敷き、お皿が汚れないように配慮しています。
リンゴジュースで作った温かいソースをかけていただきます。

アボカドのGreenサラダは、リエットの濃厚なお味の合間にいただくお口直しです。わさびとレモンを効かせ、具には長芋も入っています。長芋のシャキシャキ食感が嬉しいサラダです。

Sugar流ベーシックトマトパスタ

私が２年以上試行錯誤してたどりついたトマトソースです。
本場のイタリアンの作り方とは違いますが旨みを重視する日本人に合うように作り上げたレシピです。

今回はショートパスタに和えるので水分少なめのソースになるように仕上げます。
トマトソースを美味しく作るポイントは「強めの火で短時間に煮詰める」こと。「コトコト長時間煮る」はNG!!です。

バレンタインなのでちょっとリッチにカチョカバロとパルミジャーノを散らしバーナーで炙りました。
美味しいトマトパスタが作れると彼やご主人に女子力を認められること間違いなしですね。

メインは
鮮魚のカダイフ巻き
ブロッコリーとバルサミコのソース☆レモンゼストを効かせて
です。

九州や山陰から天然の芝海老や槍イカ、黒むつ・メバルなどを取り寄せました。さっくり揚げるために衣は米粉と卵白を使っています。

カダイフの利点は時間が経ってもサクサク感が保てることです。他の揚げ物と比べて、冷めてもあまり気にならないので、ホストとしてはおもてなしの際に早めに仕上げておくことが出来そうです。

カダイフは乾燥と解凍・冷凍のくり返しを嫌うので、仕入れたら一度に使用する分量に小分けして冷凍庫で保存してください。

デザートは
バレンタイン☆ビターパルフェ

ヴァローナ社のカライブ（カカオ６６％）を使用してほろ苦いババロアを作りました。
卵白を使用しないババロアは口当たりがリッチで上品なお味です。
チョコレート液の濃度と泡立てた生クリームの濃度を合わせることが大切ですね。

そのほかにココア風味のダッコワース
ラム酒とバニラビーンズ効かせたアングレーズソース

を三層に重ねてパフェ風に仕上げます。

甘いものな苦手な生徒さんも
「SugarLab.のデザートは美味しい！」
と言ってくださいます。

私自身、甘いものよりもワインのほうが好きなので、お茶やコーヒーに合うデザートであることはもちろん、ワインと一緒にいただいても美味しくあることを気をつけています。

今回のレシピたちは本当に自慢の子たちなので、大切な人をもてなすバレンタインのディナーの際に参考にしていただければ嬉しいです。