クリスマスのテーブル
今月はちょっと早いのですがクリスマスのレッスンを行いました。
テーブルは昨年と同様のドット模様の白いランナーを使い、ほぼ同じアイテムを使用してセッティングしました。プレイスマットをシルバーにして昨年よりも少しシックにしたレストランのようなセッティングです。
ガラスやシルバーの小物をうまく取り入れて透明感のある、テーブル上がすっきりみえるように工夫しています。コーディネートスタイルはユーホリック。セミフォーマルなテーブルになります。
前菜は2品を盛り合わせにしました。
おせちではポピュラーなゆりねをポタージュに仕立てています。
加熱したれんこんのもっちり感をプラスしてコクを出し、乳製品は使わずに豆乳でサラリとしたのどごしにしてあります。
飾りは市販のレンコンチップです。
全て手作りしなくても大丈夫!
うまく市販品をとりいれて時短してくださいね。
洋梨と2種類のチーズのサラダ ニンジンドレッシングです。
チーズは6ヶ月熟成の若いミモレットとカッテージチーズを使用しています。
ミモレットはコク出しに、カッテージはお野菜とのつなぎと酸味補充のため加えてあります。ドレッシングはニンジンと新ショウガをすりおろして甘みのあるお味に仕上げています。
果物の甘さに葉っぱ野菜のシャキシャキ感、チーズのコクとドレッシング・・・・
大雑把な見た目ですが・笑
計算された上品なサラダに仕上がっています。
ビンテージのバルサミコをお好みでかけていただきました。
昨年大好評だったブイヤベースを今年もアンコールメニューとして取り入れました。
昨年のカキと代わって今年はムール貝を使いました。
白身のお魚は目鯛やまぐろのほほ肉など仕入れによって毎回変わりました。
自家製のピリ辛のアイオリソースをスープに浮かべていただきます。
このブイヤベースはSugarLab.を代表する極上のレシピだと自負しております。
メイン料理はイベリコ豚の肩ロースのグリルです。
塊のイベリコ豚の肉質は豚というよりも鴨肉や牛の赤身のような感じです。
40分かけて焼き上げるのですが、お肉が縮まずむしろぷっくりと大きくなるので、大人数のパーティにぴったりなんですよ。しっかり塩コショウをもみ込むのがポイントです。シンプルな味付けがお肉の旨みを引きたてます。
つけ添えには茹でた押し麦とペコロスやエリンギなどを用意しました。
ブロッコリーなどは40分の加熱に耐えられませんので注意してください。
特製のすっぱいレモンソースを添えました。
デザートはベリーソースに浮かべたエンジェルフードケーキ(ピスタチオカスタード詰め)です。
アメリカのスーパーのイチゴ売り場ではおなじみのエンジェルフードケーキ。
しっとりめのシフォンケーキのようなお味です。
今回は美味しいケーキを食べ慣れた日本人の口にもあうようにビスキュイの配合をアレンジしてご紹介しました。
甘食のような懐かしい味で、きめ細かいスポンジに焼き上がりました。
ピスタチオ入りのカスタードを詰めてベリーと赤ワインで作ったソースに浮かべます。
ちょっとデコラティブにハートのマカロンや小人のピックなどで飾りつけました。
このベリーソースはいろんな活用ができます。
市販のクリスマスケーキをいただく時に、お皿に切り分けたケーキとベーリーソースをグラスに注いで盛り合わせにしてお出ししても、レストランのデザートのように美しく演出できます。
是非活用していただきたいと思います。
今回はイベリコ豚などスーパーでは入手できない食材を使いました。
SugarLab.では珍しい食材を使用する際には必ず購入先をご紹介しています。
私自身ネットのお取り寄せを頻繁に使います。ときには失敗することもありますが、私の体験を含めて新鮮でお求め安いお値段のネットショップをお教えいたします。
生徒のみなさまがおうちで再現できる食材を使うことがSugarLab.のポリシーの1つです。お取り寄せの情報交換ができるのもお教室の楽しみの1つですね!
来月はおせちにも活用できるおもてなし和食を品数大目でご紹介する予定です。