秋の豊穣を祝う晩秋のテーブル
ハロウィンカラーのオレンジを使いつつも、黒は使用せずダークブラウンをアクセントカラーに加えています。
オレンジ×ダークブラウンでぐっと秋らしい印象になりますよね。
フィギュアもドライのかぼちゃやどんぐりを使って秋の収穫をイメージできるように考えました。
前菜は3種類の盛り合わせです。
全てお野菜で構成しています。
いろいろキノコのリエット風
パプリカとアンディーブのアンチョビマリネ
米粉のフリット〔舞茸とさつまいも〕
キノコの特性を活かした常備菜や、サラダでいただくアンディーブを焼いて味に深みを出すテクニックなどをご紹介しました。
フリットは米粉+炭酸水でサクッと揚げています。
かつおのカルパッチョ・レモングラスソース
にんにくとおしょう油でいただくことの多いかつおに
一手間かけて豪華なカルパッチョにしました。
レモングラスのパウダーとカボス果汁を効かせたドレッシングは
意外にもさっぱり上品なお味です。
煎り酒で下味をつけた焼き松茸にからすみも添えて・・・
食材の組み合わせがおもしろい、そしてとても美味しい (笑) 一皿でした。
メイン料理は
秋の山の幸・海の幸が満載のイカ墨のパエリアです。
ご自宅でパエリアをされる方は多いのですが、どうもうまくいかない・・・というお声をたくさん聞いていました。
パエリアは水分量と火加減が難しい料理です。
そこで米2合に対しての水分量を細かく算出して失敗しないパエリアレシピを考案しました。
秋鮭やかぼちゃ、銀杏など秋の味覚を加えてちょっと和風テイストも感じるパエリア。
もう1つのポイントはお米をよく炒めること!
今回はこのパエリアはデモンストレーションで私が作成しました。炒め方や火の通り具合の確認方法など生徒さんと確認しながら作りました。
これでおうちでも気軽にパエリアが作れますね♪
デザートはキャラメルアップルムース・オレオチャンク添えを作りました。
トータルでお砂糖が大さじ2しか入らない大人味のムースです。
黒くなるまでお砂糖を焦がしてキャラメルを作り、ここにりんごを加えて炒めます。カルバトスをたっぷり加えてフランベしたらサワークリームとあわせます。
簡単に出来てお酒にも合うデザートとして考案したレシピ。
オレオのブラックでちょっぴりハロウィンの雰囲気を出しています。
オーガニックのネクタリンと洋梨のドライフルーツを添えました。
今月のメニューはこれからのパーティシーズンに役立つものばかりだと思います。
生徒のみなさんにはリピート作成して是非「我が家の味」にしてもらいたいですね。