3世代で祝うひな祭り ~ 新旧和洋中を取り入れて ~

3月はひな祭りのテーブル&お料理をご紹介しました。

テーブルは女の子のお節句なので優しく、優雅で軽さを感じるセッティングにしています。

 
塗りのお敷などを入れるとテーブル上は引き締まりますが

ひな祭りには少々重いのでSugarStyleの定番、ガラスのスクエア皿をプレイスマットとして使用しました。

 
骨董の器と現代作家の器をメインに

ガラスやアイアンワークの小物を取り入れて「軽さ」を演出しています。

▲前菜

たたみいわしのハムムースはさみ
かぼちゃの道明寺蒸し
筍とそら豆の辛子酢味噌和え

食材自体は近所のスーパーで購入可能なものを使い、3品作りました。

食べ慣れている食材だからこそ、酢味噌や筍の煮物など年配の方が召し上がっても
美味しいと思っていただけるレシピをご紹介しました。

 
和食は下処理が大切です。

おもてなし初心者の方は和食のほうが下準備を頑張っていれば大丈夫のなので
向いているかもしれませんね。

▲春の山菜・芽キャベツ・プチトマトのフリット
抹茶塩、カレー塩を添えて

湯むきしたプチトマトやタラの芽、ふきのとうなどを炭酸水の衣で揚げました。

 
今回はデザート以外のお料理は一度にお出しするスタイルです。

(ご年配の方はホストが中座してあれこれ準備すると気を遣われるので)

 
炭酸水の衣は時間が経ってもサクッとしていてべたつきがありません。

ビールでもいいのですが、今回は春の香りを感じてほしいので無味の炭酸水を使用しました。

 
波佐見焼きの3段重にお塩もセットして食卓に・・・。

▲バルサミコと黒酢の酢豚

酢豚は年齢を問わず人気のあるメニューなのでちょっと重めのおかずをメインにしました。

香味野菜を一切入れず、ブレンドしたお酢の旨味を味わっていただきたく考案したレシピです。

日常のおかずの時にはたくさんのお野菜を入れて具沢山に作るといい思います。

香菜と枝豆、素揚げしたカラーピーマン・春雨を添えました。

▲サラダ風海鮮ちらし寿司

下準備はちょっと手間ですが、全てがマッチングしたときの美味しさは
思い出してもうっとりしてしまう(自画自賛です)私のお気に入りの海鮮ちらしです。

 
アボカド・旬のグリーンピース・こごみ・菜の花をそれぞれの味付けで用意します。

イカはアジアン風の味付けに、海老は酒塩茹でにしています。

上からたっぷりのクレソンとルッコラのグリーンサラダをのせミモザ風たまごを散らします。

 
この具の配置にはこだわりがあり、1口1口が新鮮にいただけるように考えています。

▲ひな祭りゼリー
桜餡&抹茶クリームのどら焼き

どら焼きの皮は焼きすぎないのがポイントです。

少し半生に思う程度でフライパンから出してラップで包み余熱で中まで火を通します。

 
どら焼きに使う際のあんこの濃度のつけ方など半分市販のものを使用しても
手間をかけた分美味しくなる技をお話しました。

 
市販のもので「これは美味しい!」と思えるものがあれば積極的に取り入れて
時間短縮していきましょう。

 
SugarLab.では
購入したほうが美味しいものがあればその情報もお話しています。

おもてなしは手作りした自分の作品を披露する場ではありません。

 
一緒にお話するだけでも楽しいけれどそこにお料理やお酒があれば尚楽しいよね!

というスタンスでホストも楽しんで用意して欲しいのです。
 
 
3色のゼリーは寒天で固めてあります。

緑はお抹茶味・白は練乳杏仁味・ピンクは日本酒と食紅です。

 
寒天は常温でもすぐに固まりますのでお料理を用意する間合いを考えて3色作り上げてくださいね。