Midnight Picnic ~ 真夜中のバレンタインパーティ ~

2010年1月LESSON@TOKYO

1月のレッスンが終了しました。

今回はバレンタイン仕様のテーブル&お料理をご紹介しました。

このテーブルはDINKSや多忙なカップルが、
仕事が終わってから始めるバレンタインディナーを想定して作っています。

仕事帰りに手分けして買ってきたバゲットやおつまみをまずはテーブル中央に置き、
それらをつまみながら一緒にメイン料理を作業する。。

結婚歴16年の私には非常に懐かしいシーンを想像しながらテーブルをデコレートしました。
・・・楽しかったです!

万が一お花がなくても中央にカトラリーやワイン・グラスなどを置くことでフィギュアの代役も果たします。
2名だけのテーブルでも大人数風にセッティングするとかしこまらず楽しい雰囲気を演出できます。

▲前菜その1はお野菜のディップときのこと早摘みオリーブのマリネをハートの小鉢に入れてお出ししました。

市販のオリーブを前日にちょっと手を加えておくだけで美味しいし、手をかけた感じがしますよね。

女子力UP!こういう一手間を彼に見ていて欲しいですね。

▲前菜その2は牛肉のカルパッチョ・いちごソースとセージ風味の肉団子、辛子菜のブーケ仕立てを
盛り合わせにしました。

カルパッチョ用のお肉はたたき用のお肉に比べて脂肪分が少なくさっぱりいただけます。

お肉屋さんに事前にお願いしておくと用意してくれます。(当日ではない場合が多いです。)

これも市販のローストビーフやたたきで代用しても、もちろんOKです。

今回はコールドミートの一皿なので、肉団子は前もって焼いて冷ましておきましょう。

合いびき肉よりも豚ひき肉のほうがセージの風味が広がり美味です。
この肉団子やお野菜も前日に作って冷蔵庫でスタンバイしておけます。

▲フレッシュトマトとあおさ海苔のカッペリーニです。

完熟トマトよりも、むしろ青いトマトのほうが美味しくできるソースです。

見た目よりも手間はかかっているので、実際に食べてみるとお味の深さに驚くと思います!
和風ベースの味付けは間違いなく男性に喜ばれます。

季節の菜の花を昆布と出汁しょう油で味付けしたものを添えました。

▲今月のメイン料理 サーモンのクレープ包み です。

ネーミングはシンプルですが、これもかなりの工程をふむお料理です。

今回はお料理に合うクレープ生地の作り方をご紹介しました。

クレープの間にラップを挟んでおくと冷凍保存が可能で自然解凍で使えます。
事前に焼いておくと当日楽ですね。

アトランティックサーモン・山芋・海老などでフィディングを作りました。

ホワイトソースをかけまずはオーブンで焼き上げます。高温に設定して短時間で焼き上げましょう。

▲1人ずつ取り分けて、お野菜のソースを添えました。

サーモンピンクがきれいなメインディッシュの完成です。

大勢のときはキャセロールのままテーブルに出せます。

▲今月のデザートは フルーツティラミス です。

バナナやキウイ・ダークチェリーを発酵バターでソテーし、
ラム酒やキルシュなどのお好みのリキュールでフランベします。

ココア風味のフィンガービスケットとマスカルポーネベースのクリームで何層にも重ねていきます。

エスプレッソの粉末とココアを混ぜたパウダーを上からたっぷりかけていただきます。

柚子を浮かべたクラシックなホットショコラとワンプレートにしてお出ししました。

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☆クリスマスやバレンタイン(欧米では男性が女性にお花などをプレゼントするのが主流ですよね)

などカップルが共に楽しみたいイベントの時には「頑張りすぎないこと」が大切です。

大切な人と同じ時間を過ごせることが何よりも幸せなのですから!

買ってきたものはよりきれいに盛り付けることに留意し、女性も楽しめるバレンタインディナーにしましょうね。